獣医師がお金が貯まらない最大の要因

ホーム獣医師とお金>獣医師がすぐに出来る3つの節税法

大切な家族の一員であるペットの命を守るため、日夜奮闘されている獣医師の先生方。

本当に動物が好きで頑張っていられるので、個人的なお金には無頓着な先生も多くいらっしゃいます。

でも税金をはじめ、個人の生活費、教育費、スタッフの人件費や医療設備の充実といった、獣医師の先生にはお金がかかる事が満載です。

ファイナンシャル・プランナーである「アイペット」管理人は日々多くの獣医師の先生とお会いしています。

獣医師の先生のご相談で多いのが、「なかなかお金が溜まらない」というものです。


経営というリスクを負い、必死に働いて、実際収入も多いのに何故かお金が溜まらない・・・

理由の一つが、所得税が超過累進課税されるところにあります。

 

超過累進課税とは、収入が増えるにしたがって、税率自体がどんどん高くなる、という事です。

先生が頑張れば頑張るほど、懲罰的な税金がかかってくるのです。

こんなに減ってしまう手取り額

◇この表は、個人事業主の先生の、収入から経費を引いた「所得」の手取り額のシミュレーションです。(2019年4月1日現在)


※前提条件(・45歳個人事業主、配偶者あり(青色専従者)・子供2人(15歳、12歳)、国民年金、国民健康保険加入)

所得

税・社会保険料

手取り

700万円

所得税

557,100円

4,894,231円

住民税 502,300円
国民年金保険料 196,920円
国民健康保険料 849,449円
所得

税・社会保険料

手取り

1000万円

所得税

1,160,900円

6,890,880円

住民税 791,300円
国民年金保険料 196,920円
国民健康保険料 960,000円

有利な運用なんて無い

上の表のように、所得700万で税、社会保険の負担が約210万円、所得1000万で約310万円です。およそ30%も引かれるのです。

つまり、やれ投資信託だ、変額年金だ、米ドル建ての終身保険だと金融機関の営業マンがあの手この手で商品の魅力を訴えようと、30%マイナスの状態からスタートしているのだから、資金の効率はとても悪いのです。

 

税金を払った後のお金を運用するから、なかなか貯まらない。
もし税金を払う前のお金が運用できれば・・・そう思いませんか?

そんなうまい話があるかって?


はい、あります。

国がちゃんと制度を作ってくれています。
知らないが為に利用しないのはもったいない事です。

獣医師の先生はまずはさてあれ、次の3つの制度をご検討下さい。

 

1.小規模企業共済

 

2.個人型確定拠出年金(IDECO イデコ)

 

3.経営セーフティ共済